印西な生活

元祖住みよさ日本一の千葉県印西市を紹介

千葉県印西市とは?

日本一住みよい街として知られていた印西市(´・ω・`)

その東洋経済住みよさランキングで、思わず「下り最速伝説」を作ってしまった印西市の真実について語ろうと思います。印西市は千葉県の北西部に位置する人口10万人少々の自治体です。地図を見てみると分かりますが、東京に近接しており、典型的な千葉都民が多く住んでいる首都近郊な街です。市内の中心部を走る私鉄だと、都心まで電車で一時間もかかりません。北部を走るJRでも一時間少々です。

下の全国地図の千葉県拡大部分の赤丸印が我らが印西市となります。

特徴的な字面をした市町村名であったことから、ネット上では「西インド市」として認知されていた始末でした。しかし、印西市はこれを逆手に取り、ボリウッド風の自治体プロモーション動画を制作して全国に向け大々的公開、印西市オリジナルのインド風レトルトカレーまで開発、販売するまでに至り、千葉県印西市の名を全国に轟かせました。もはや、印西市のことを「いんせい市」や「いんにし市」と呼ぶ人はいないでしょう。

印西市を地図でもう少し詳しく見てみましょう。

なんとも説明しがたい形をしております。印西市周辺は、古くから干拓事業が行われていた場所であります。その歴史は江戸時代までさかのぼり、田沼意次が水源開発に尽力した地としても知られています。また、周辺の町村を吸収合併して領土を拡大させて来た経緯から、このような人工的で不可思議な形をした自治体となっております。そして、カミツキガメで全国的に一躍有名となったあの印旛沼のある自治体です。

そして、わりとどうでもいい話かもしれませんが、印西なる地名の由来は、この印旛沼の西側の場所であったから印西だそうです。

成田市と佐倉市の間を割り込むよう凸った不自然な地形が猛烈に気になると思います。印西市のチャームポイントみたいなもんですから気にする必要はありません。その他、北は利根川、西は手賀沼と言った感じに、豊かな水源地帯に囲まれた場所となります。しかし、周辺が湿原や沼地だからと言って印西市がぬかるんでいる訳ではありません。印西市内には活断層はなく、強固な岩盤でできた台地の上にある街になります。

ちなみに、市制へ移行する前は印旛郡印西町と呼ばれ、印西市はあの印旛高校のあった町となります。同校は甲子園出場経験校であり、PL学園と対決したり、準優勝まで登り詰めたこともあるため、印西市は知らないけど印旛高は知っていると言う人は多かったりすると思います。現在は、千葉ニュータウン内に移転して印旛明誠高校として改名され存続しております。かつてはワルばかり集まる学校でしたが今や進学校のようです。

このように、豊かな自然環境の中にある機能的な都市と言った感じになります。東西を横断する北総鉄道沿線は住宅地と商業地が整然と区画され「千葉ニュータウン」が形成されています。上の地図から、一見すると超ド田舎のように見えますが、拡大してよく見て頂ければ分かりますが、大型ショッピングモールや郊外型店舗が立ち並び、学校や病院も整備されているので、生活する上で困ることはありません。

成田市と隣接していることから、都心方面のみならず成田空港へ働きにでかける人が多いのも特徴です。千葉ニュータウンのある自治体として、多摩ニュータウンに並ぶ首都圏のベットタウンとして注目を集め、東洋経済住みよさランキングでは2012年~2018年にわたり七年連続日本一の座を維持しておりました。丈夫な台地の上にありますから、地震や風水害に強く、近年はデータセンターの進出が顕著となっております。

googleが日本初のデータセンターを印西市に建設すると発表したのは記憶の新しいところだと思います。google以外にも、印西市にはamazonなどの有力IT企業のデータセンターをはじめ、電話会社の基幹通信局、メガバンクの事務センターがすでに進出しております。所ジョージの某テレビ番組の影響でホムセンのイメージが定着していますが、近年は、首都圏のIT・情報通信の拠点として生まれ変わりつつあります。

IT・情報通信業界のみならず、震災時における事業継続性の観点から、印西市に注目する企業も多く、物流業界の進出も顕著な傾向にあります。市内にはデータセンターと並び、大型の物流基地がいくつもあります。このように、印西市は他のニュータウンと違い商業も盛んで、同じく東洋経済の自治体財政健全度ランキングでは全国総合18位の座にあり、県内では東京ディズニーランドのある浦安市に次ぐレベルとなっています。

しかし、そんな印西市も過去は燦々たるものでした・・・

印西町の時代は、あるのはジャングルと草原だけで、本当に何もないに等しい場所でした。当初計画されていた千葉ニュータウン構想も、バブル経済の崩壊とともにとん挫、住みよさランキングで注目を集めるまでは本当に苦難の連続でした。でも、今や首都圏屈指のニュータウンです。昨今は、新型コロナウイルス流行で再び印西市に暗雲が垂れ込めていますが、きっと、今回も無事乗り切ることでしょう。

東洋経済住みよさランキング2020では32位まで下落してしまいましたが、今も住みよい自治体であることは変わりありません。

最終更新日:2020年7月8日